芋焼酎の人気ランキングは、やはり森伊蔵、魔王、伊佐美、佐藤黒、村尾、三岳といったプレミアム芋焼酎でしょうか。
他方、芋焼酎の売れ筋ランキングを見ると、赤兎馬(せきとば)、界、悠翠(ゆうすい)、王道楽土、霧島ゴールドラベルなどの芋焼酎が上位に入っています。
プレミアム芋焼酎の森伊蔵などは1本数万円もする価格で販売されていますが、売れ筋の赤兎馬などは、2〜3千円位で販売されています。
安くて美味いと感じる本格芋焼酎の一般的相場としては、1.8Lで2千円から5千円ぐらいじゃないでしょうか。
芋焼酎は江戸時代から鹿児島や宮崎など南九州で広く栽培されているサツマイモを原料とした焼酎です。
これまでは、芋焼酎は焼酎でも味が濃厚で芋特有の癖があるので、人により好き嫌いがハッキリしていました。
しかし最近では、芋焼酎を造っている蔵元の努力により芋焼酎本来のイメージを一新し、芋焼酎独自の臭みや匂いを抑えた焼酎が女性にも受け入れられ、最近の健康ブームもあって芋焼酎人気に一役買っているのは間違いありませんね。
最新の製造方法で作られた芋焼酎は、従来の芋焼酎と違い、しっかりとした香りを持ち、麹に芋麹や黄麹を使用することで米麹由来の脂肪酸を特徴とする香りを抑え、すっきりとした味わいと飲みやすい芋焼酎が多くなってきています。
芋焼酎を貯蔵するために、シェリー酒やワインの貯蔵に使用していた樫樽などを利用して、芋焼酎にシェリー酒やワインのようなエレガンスな香りを醸し出す芋焼酎を造ることができたことで、万人に芋焼酎が受け入れられて本格焼酎ブームが起こったということです。
芋焼酎は健康ブームと焼酎ブームにマッチした商品ですので、是非あなたにピッタリの芋焼酎を見つけてください!